還暦とは|干支が一巡する日と、同じ干支の日の数え方

更新:2026年9月17日

還暦は、干支が一巡することを祝う習わしです

干支は、甲・乙・丙などの十干と、子・丑・寅などの十二支を組み合わせた名前です。10と12の最小公倍数は60なので、組み合わせは60通りあり、60で一巡します。年の干支も60年で一巡し、生まれた年と同じ干支の年が巡ってくることを「暦が還る」として祝うのが還暦です。

日本では、満60歳を迎える年に還暦を祝うことが多く、赤いちゃんちゃんこなどの贈り物が知られています。空こよみの生まれた日の暦には、還暦の記念として使える欄があり、生まれた年と同じ干支の年に、生まれた日と同じ干支の日がいつ来るかを並べます。

年の干支は、立春で切り替えます

暦の上では、年の干支は1月1日ではなく立春(2月4日ごろ)で切り替わります。生まれた日の暦もこの数え方で、立春の日から次の立春の前日までを一つの年とします。1月や2月の初めに生まれた人は、前の年の干支になることがあります。

例として、1966年3月21日生まれの人を考えます。この人の年の干支は「丙午」、日の干支は「己卯」です。60年後の「丙午」の年は、2026年2月4日から2027年2月3日までです。

日の干支は、60日で一巡します

日の干支も、1日ずつ進んで60日で一巡します。暦が変わっても途切れないので、生まれた日の干支が分かれば、60日ごとに同じ干支の日が巡ってきます。

1年は365日か366日なので、同じ干支の日は1年に6回か7回巡ります。例の人の場合、還暦の年のうちに「己卯」の日が6回巡ってきます。それぞれの日の六曜と暦注は次のとおりです。

日付 六曜 暦注
2026年3月6日(金) 赤口 大明日・天恩日
2026年5月5日(火) 先負 一粒万倍日・大明日・天恩日・母倉日
2026年7月4日(土) 赤口 大明日・天恩日・母倉日
2026年9月2日(水) 先負 大明日・天恩日
2026年11月1日(日) 赤口 大明日・天恩日
2026年12月31日(木) 先負 大明日・天恩日

同じ干支の日は、干支が同じなので、干支で決まる暦注(大明日・天恩日など)がそろいやすくなります。一方、六曜は旧暦の月と日で決まるため、日ごとに変わります。

1年に何回巡るか

同じ干支の日が1年に何回巡るかは、その年の長さと、立春から最初の同じ干支の日までの日数で決まります。1926年から2025年までの100年分について、立春で区切った各年と60通りの干支のすべての組み合わせを数えると、次のようになりました。

巡る回数 組み合わせ
6回 5,475通り
7回 525通り

多くの場合は6回で、立春から数日のうちに最初の同じ干支の日が来る年だけ7回になります。

2032年より後の還暦

生まれた日の暦で六曜と暦注を計算できるのは、2031年までです。それより後の日は、日付と日の干支だけを載せます。日の干支は60日の周期なので、何年先でも正しく求められます。

たとえば1972年3月21日生まれの人は、年の干支が「壬子」で、還暦の年は2032年です。2032年の立春から数えて、最初の同じ干支の日は2032年3月6日で、そこから60日ごとに続きます。この年の六曜は、記念紙には載せません。

還暦の欄の使い方

還暦の欄に載る日は、暦の上で生まれた日と同じ干支が巡る日を並べたものです。お祝いの日取りを決める規則ではないので、家族が集まりやすい日を優先して選んでください。記念紙に添える話題の一つとして、「生まれた日と同じ干支の日」を探してみるのも一つの楽しみ方です。

生年月日を入れると、生まれた日の暦で自分や家族の還暦の年と、同じ干支の日を確かめられます。生まれた日の暦の求め方は、生まれた日の六曜・干支・七十二候の調べ方で説明しています。

この記事は生成AIを使って作成し、天体の日付は Swiss Ephemeris による計算結果を掲載しています。