シナストリーとは|二人のホロスコープの重ね方と角度の見方

更新:2026年9月17日

シナストリーは、二人の出生図を重ねて比べる方法です

シナストリーは、二人の出生図(ホロスコープ)を重ね、一方の天体ともう一方の天体が作る角度を比べる占星術の方法です。日本語では「相性ホロスコープ」と呼ばれることもあります。一人の出生図では、同じ図の中の天体どうしの角度を読みます。シナストリーでは、その相手を別の人の図に置き換えます。

空こよみの相性ホロスコープは、二人の生年月日・出生時刻・出生地から天体の位置を計算し、角度に当てはまる組み合わせを一覧にします。この記事では、図の重ね方、角度の数え方、架空の二人の計算例、そして点数を出さない理由を順に説明します。

重ね方:一方の天体と、もう一方の天体の角度を測ります

出生図の天体は、黄道という円の上の位置(黄経)で表します。シナストリーでは、Aさんの太陽の黄経とBさんの月の黄経の差を測り、その差が決まった角度に近いかどうかを調べます。二人の図を一枚の円に重ねて描くのは、この差を目で追いやすくするためです。

比べる点は、太陽から冥王星までの10天体と、出生時刻が分かる場合のASC(上昇点)とMC(南中点)です。Aさんの12の点とBさんの12の点を総当たりで組み合わせ、ASCとMCどうしの組を除くと140組になります。一人の出生図では、同じ12の点から作る組はASCとMCの組を除いて65組です。二人の図では、比べる組み合わせが一人の図の2倍を超えます。

ここで比べるのは位置の差だけです。どちらの天体が強い、どちらが相手に影響するといった上下の関係は、計算には含まれていません。表の左右は入力の順番で、入れ替えても同じ組み合わせが並びます。

二人の図を扱う方法には、コンポジットと呼ばれるものもあります。こちらは二人の天体の中間点を求めて、新しい一枚の図を作る方法です。シナストリーは図を作り替えず、二人それぞれの図の位置をそのまま比べる点が異なります。空こよみの相性ホロスコープが扱うのは、シナストリーのほうです。

使う角度は5種類です

空こよみでは、合(0°)、60°、90°、120°、180°の5種類を使います。60°と120°を調和の角度、90°と180°を緊張の角度と呼び、合はそのどちらとも分けて数えます。呼び名は角度の種類を区別するためのもので、良い組と悪い組の区別ではありません。種類ごとの読み方は相性ホロスコープの角度の読み方で詳しく紹介しています。

角度はぴったり一致することがまれなので、どこまでの差を同じ角度として数えるかを決めます。この幅を許容度(オーブ)と呼びます。空こよみの相性ホロスコープは、合と180°を6°、90°と120°を5°、60°を3°とし、ASCやMCが入る角度は5°までにしています。

架空の二人で計算した例

次の二人は、説明のために作った架空の条件です。実在の人の出生記録ではありません。時刻はどちらも日本時間で、出生地はツールの一覧にある都市の代表点です。

生年月日と時刻 出生地
Aさん 1991-04-18 07:20 東京都・新宿
Bさん 1993-11-02 21:45 大阪府・大阪

この二人の図では、許容度の範囲に入る角度が30件ありました。内訳は調和9件、緊張12件、合9件です。ずれの小さい順に三つを挙げると、Aさんの月とBさんのMCの60°(ずれ0.20°)、Aさんの水星とBさんの金星の180°(ずれ0.35°)、AさんのMCとBさんの水星の90°(ずれ0.45°)でした。

一覧には、天王星・海王星・冥王星どうしの合や60°も並びます。これらはゆっくり動く天体なので、生まれ年が2年ほど離れた二人では、同じような角度が出やすい組み合わせです。二人だけの特徴というより、同じ時代に育った背景として読むほうが実際に近くなります。

許容度を一人の図より狭くしている理由

許容度を広げるほど、並ぶ角度は増えます。ホロスコープ作成では、合と180°を8°、90°と120°を7°、60°を4°とし、太陽か月が入るとさらに広げています。二人の図にこの値をそのまま使うと、組み合わせの多さと重なって、ずれの大きい組まで数多く並びます。

確かめるために、出生時刻が分かる無作為な二人を120組作り、同じ位置で数え比べました。出生図と同じ許容度では1組あたり約39.7件、相性ホロスコープの許容度では約29.6件でした。狭い値のほうが、ずれの小さい組に絞った一覧になります。この基準は、空こよみの相性レポートとも同じです。

点数を出さない理由

角度の件数から点数や相性度を作ることは、計算の上ではできます。しかし、調和の角度が多いから関係が穏やかだとか、緊張の角度が多いから難しいと決める根拠にはなりません。同じ配置でも、暮らし方や話し合い方によって受け取り方は変わります。

そのため、空こよみの相性ホロスコープは、点数・相性度・関係の行方を表示しません。件数のまとめは、調和と緊張のどちらが1.5倍以上多いか、近い比率かを分けて、話し合う入口の文を添えるだけにしています。調和と緊張がどちらも0件の組には、専用の説明を表示します。

結果の使い方

一覧を見たら、ずれの小さい角度から一つ選び、添えてある話題を二人の実際のやり取りに当てはめてみてください。たとえば水星と金星の180°なら、伝えたい内容と受け取りやすい言い方の調整や、好みの違いを話題にできます。説明が合わないと感じたら、無理に当てはめる必要はありません。

相手の出生情報を入れるときは、本人に伝えてから使うことを勧めます。出生時刻が分からない場合の扱いは出生時刻が分からない二人の相性の見方、一人の図の読み方はホロスコープの読み方にまとめています。二人の条件がそろったら、相性ホロスコープで角度を計算してみてください。

この記事は生成AIを使って作成し、天体の日付は Swiss Ephemeris による計算結果を掲載しています。占星術の解釈は二人の関係の行方を約束するものではありません。